DMFC
File No.19
日 付:2004年6月25日日本経済新聞社
用 途:携帯用燃料電池
種 類:ダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)
燃 料:メタノール
製 造:株式会社 東芝
開発内容:世界最小の燃料電池を開発しました
実用化年:2005年中に実用化を目指しています
<ニュースを読む>
東芝が開発したDMFCは、燃料となるメタノールをポンプや
ファンを使用して燃料電池に供給・循環させるアクティブ型と、
それらを使用しないパッシブ型に分類されます。今回開発した
パッシブ型は、純度99.5%以上のメタノールを使用する
システムで、燃料タンクの体積を1/10以下に小型化しました。
内蔵のタンクには2mLまで燃料が入り、携帯音楽プレーヤで
あれば、最大約20時間の駆動可能としています。さらに、
電極部分の材料・構造の改善により、電力の出力効率を
約5倍の、100mWを実現しています。ウエアラブル携帯
小型電子機器には、メモリースティックサイズの燃料電池
をホルダーに差し込んで使えそうです。将来的には、ソーラー
スティックとの互換性が必要になるかもしれないですね。
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