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December 2004

2004.12.31

DMFC

 File No.46
 日  付:2004年12月29日日本経済新聞社
 用  途:携帯用燃料電池
 種  類:直接メタノール形燃料電池(DMFC)
 燃  料:メタノール
 製  造:株式会社日立製作所 KDDI株式会社
 開発内容:携帯端末用燃料電池の基本技術を開発
 実用化年:2007年をめどに販売する
 <ニュースを読む>
 携帯電話向けのマイクロ燃料電池は、メタノール水溶液
 カートリッジを文庫本大の充電器に着脱して使う外付型
 と、カートリッジを取り換える内蔵型との2種類があります。
 外付け型は、2005年3月までに製品化、内蔵型は、2006
 年3月までに製品化を目指して、KDDIと共同開発中です。
 2005年12月から始まるモバイル向け地上デジタル放送
 などで、携帯電話の消費電力が増えるなか、長時間連続
 使用のできる電源として実用化を急いでいます。日立は、
 1㍗級携帯電話、2㍗級PDA、10㍗級ノートパソコンに使う
 マイクロ燃料電池の基本技術を開発したと発表しました。

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PEFC

 File No.45
 日  付:2004年12月21日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:LPガス
 製  造:新日本石油株式会社 三洋電機株式会社
 開発内容:世界初、LPGを使う家庭用燃料電池を開発
 実用化年:2005年3月1日から販売する
 <ニュースを読む>
 新日本石油は、LPガスから水素を取り出す方式の750㍗
 家庭用燃料電池を発売すると発表しました。2005年度は、
 首都圏に限定150台を設置します。当初3年間はレンタル
 契約とし、契約料は年間6万円です。「ENEOS ECO 契約」
 の概要は、新日本石油のHPでご覧になれます。翌年度
 以降からは、全国展開を図り、燃料電池の普及をすすめ
 て行くとしています。
 
 仕  様   :固体高分子形燃料電池 
 型  式   :ENEOS ECO LP-1
 定格出力 :750W
 発電効率 :34%(LHV)
 熱利用効率:42%(LHV)
 総合効率  :76%
 燃  料   :LPガス
 熱供給形態:65℃温水

 LPガスを燃料とした燃料電池は、防災対応用の熱電供給
 システムとしての用途も見込まれています。

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PEFC

 File No.44
 日  付:2004年12月18日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:都市ガス
 製  造:ミサワホーム株式会社 東京ガス株式会社
 開発内容:一戸建て住宅に燃料電池を提供する
 実用化年:2005年2月8日から開始する
 <ニュースを読む>
 ミサワホームは、東京ガスが開発した家庭用燃料電池を
 提供する、「FCパートナーシップ契約」のサービスを開始し
 ます。期間は10年間のリース契約で価格は100万円です。
 家庭用燃料電池は、二酸化炭素の排出を抑制することが
 できるうえ、エネルギーの効率的な利用により、光熱費は、
 年間3万円削減できるとしています。東京ガスは、燃料電
 池向けの特別ガス料金を設定しており、さらにおとくです。
 首都圏のミサワホームご契約者を対象に、燃料電池の
 導入を開始すると発表しました。

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PEFC

 File No.43
 日  付:2004年12月16日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:都市ガス
 製  造:都市再生機構 大阪ガス株式会社
 開発内容:世界初、燃料電池付きマンションを建設
 実用化年:2005年3月に完成する。
 <ニュースを読む>
 都市機構は、大阪ガスの家庭用燃料電池コージェネレーション
 システムを設置したマンションを建設中です。物件をご覧に
 なられる方は、「アーベインなんばウエスト」で検索できます。
 日本で初めて完成する燃料電池付きマンションになるそうです。
 大阪ガスは、荏原バラード、三洋電機、東芝燃料電池システム、
 松下電器産業と家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
  の共同開発を行っています。FCビジョンの発表をまっとります。 

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水素エネルギーの生産

 File No.42
 日  付:2004年12月10日日本経済新聞社
 用  途:事業用燃料電池
 種  類:各種燃料電池
 燃  料:木くず、稲わら、古紙
 製  造:東京工業大学
 開発内容:一酸化炭素も二酸化炭素も発生しない
      有機物から高純度水素を作り出す新製法
 実用化年:2、3年後に試験プラントを建設したい考え
 <ニュースを読む>
 神戸六甲ポートアイランドで稼動中の、生ごみバイオガス化
 燃料電池プラント(富士電機製・りん酸形燃料電池)は、
 生ごみを発酵させ発生したメタンガスを利用するシステ
 ムです。メタンガスは、脱硫器、改質器、一酸化炭素
 変成器を通して高純度水素を精製する必要があります。
 今回開発した技術は、木くず、プラスティック、生ごみ等
 有機物の原料を、独自の触媒を用い、高温の水酸化
 ナトリウム溶液と反応させ高純度水素を製造する方法
 です。改質装置を使わない分、コストの低減を図れると
  しています。

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2004.12.24

SOFC

File No.41
 日  付:2004年12月8日日本経済新聞社
 用  途:業務用燃料電池
 種  類:固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 燃  料:都市ガス
 製  造:東邦ガス株式会社 住友精密工業株式会社
      株式会社日本触媒
 開発内容:発電容量5~10Kw、発電効率40%以上、
      耐久性4万時間のSOFCを開発中
 実用化年:2010年ごろの商品化を目指す。
 <ニュースを読む>
 東邦ガスは、PEFCを家庭用。SOFCを業務用と位置付けています。来年開催される愛・地球博では、住友精密工業と共同開発した、1㌔㍗級SOFCを出展します。SOFCは、発電効率が高く、また作動温度が800℃と高いことから病院、レストランなどのコージェネレーションに最適と言われています。そのSOFCに使用される電解質材料は、東邦ガスが開発したスカンジア安定化ジルコニアを用いた単電池を搭載しています。高度なセラミック技術が必要なSOFC単電池の開発は、日本触媒との共同開発によるものです。日本触媒は、スイスのSulzer Hexis社との共同開発でも、ジルコニアのセラミックシートの量産化技術の確立に成功し、SOFC ヨーロッパ市場に供給実績があります。
 スイスのジュネーブには、ISOの本部があるのだけど、ISO TC197, 水素技術の情報を提供する米国圧縮ガス協会のHPをみつけました。各社必見ですよ。
 http://www.cganet.com/isotc197

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2004.12.07

PEFC

File No.40
 日  付:2004年12月7日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:都市ガス
 製  造:東京ガス株式会社
       荏原バラード株式会社 松下電器産業株式会社
 開発内容:世界初、家庭用燃料電池の商用化を開始する
 実用化年:2005年2月8日に発売する。
 <ニュースを読む>
東京ガス株式会社は、1㌔㍗級家庭用燃料電池コージェネ
レーションシステムについて、限定的に販売を開始します。
今回は、05年度までに限定200台を、リース契約で販売し
3年間は、運転データと使ってみた感想などのアンケートに
ご協力いただき、これを開発へフィードバックし、普及期に
向けてシステムの性能と信頼性を一段と高める計画です。
リース料金は、10年間で100万円で、08年度以降は、1台
50万円の販売を目指す方針です。詳細は東京ガスHPで。
燃料電池普及の課題は、コストと耐久性です。08年度は、
年5千台、09年度は年1万台の販売目標です。50万台位
普及するまで、当初発売価格を維持するような販売戦略
を練らないとね。ある高画質テレビのように失速して販売
中止になってしまうよ。高品質のブランド製品は、高価格
を維持することが顧客の満足度を高めることにつながると
思います。
 


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2004.12.01

水素ステーション

 File No.39
 日  付:2004年12月1日日本経済新聞社
 用  途:自動車用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:デカリン
 製  造:新エネルギー研究所(新宿区) 東京理科大学
 開発内容:デカリンを使った水素発生技術を研究開発する
 <ニュースを読む>
 デカリンは、加熱して特殊な触媒を通すと水素とナフタレン
 が発生します。さらにナフタレンに水素を供給すれば再び、
 デカリンに戻るため、燃料電池自動車の循環型燃料として
 期待を集めています。水素ステーションでの水素の貯蔵は、
 デカリンを貯蔵媒体とすることで液体となり、扱いが容易に
 なります。また、水素を放出した後のナフタレンを回収して
 水電解水素を供給すれば再びデカリンとなり、再生可能な
 エネルギーによる水素供給システムが可能となります。

 新エネルギー研究所は、デカリンから水素を取り出す触媒
 の研究を進めています。従来は、白金などでしたが、最近は
 低価格の炭素担持ニッケル系複合触媒での実用化が見込
 まれています。同研究所は、これまでに5件の特許を大学や
 企業と共同で出願した実績もあります。早く、HPを作成してね。

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SOFC

 File No.38
 日  付:2004年11月25日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 燃  料:天然ガス
 製  造:大阪ガス株式会社 京セラ株式会社
 開発内容:家庭用燃料電池熱電供給システムを共同開発する。
 実用化年:2008年の商用化を目指す。
 <ニュースを読む>
 京セラは、筒状平板型セルにより1㌔㍗級SOFC発電システムの開発を行なっており、2003年12月には世界最高 レベルの発電効率54%(DC発電端効率、LHVベース)を達成 しました。並行してAC変換効率の向上など開発を行い、このたび大阪ガスで実施した運転評価の結果、発電効率44%(AC送電端効率、LHVベース)を達成しました。この成果を踏まえ、1㌔㍗級家庭用SOFCコージェネレーションシステムとして両社は、来年度から実住居での運用試験を始めます。SOFCは、発電効率が高いという特長から、省エネ効果が期待でき、また、高温で反応させるため、排熱を給湯などに使うコージェネレーションに適している次世代の燃料電池です。
この次世代というのは、PEFCの後継機種という意味じゃないよ。分散型電源用として将来展望されている燃料電池ということのようです。

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PEFC

File No.37
 日  付:2004年11月18日日本経済新聞社
 用  途:家庭用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:都市ガス
 製  造:株式会社東芝 東芝燃料電池システム株式会社
 開発内容:家庭用燃料電池事業を強化する。
 実用化年:2008年度に年間1,000台以上販売する計画
        2010年度に年商100億円以上を目指す。
 <ニュースを読む>
おはようございます。東芝は、家庭用燃料電池事業の推進
体制を強化すると発表しました。12月1日付で、東芝本社内
に燃料電池事業開発室を新設するとともに、UTC Fuel Cells社
との合弁会社である、東芝インターナショナルフュエルセルズ
株式会社を清算し、新たに100%子会社として東芝燃料電池
 システム株式会社を発足しました。UTC Fuel Cells社とは、
相互に技術をライセンスし、家庭用燃料電池の基盤技術の
コラボレーションを継続して推進するそうです。 これまで1200
㌔㍗級りん酸形燃料電池に取り組んでいましたが、1㌔㍗級
家庭用燃料電池の事業化を加速するための戦略と位置付け
ています。将来的には、業務用、鉄道等の交通用さらには
分散電源用の燃料電池事業を構築するとしています。
東京ガスは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを
来春販売する予定です。トップ5を目標とする事業強化ですね。

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DMFC

 File No.36
 日  付:2004年11月12日日本経済新聞社
 用  途:携帯用燃料電池
 種  類:直接メタノール形燃料電池(DMFC)
 燃  料:メタノール
 製  造:株式会社日立製作所 株式会社東海
 開発内容:携帯型の情報表示端末を開発した。
 実用化年:2005年愛知万博館内で操作できる。
 <ニュースを読む>
 使用する情報表示端末「Nature Viewer」は、ユビキタス情報
社会の一端を担っていく携帯型の情報表示端末です。情報
を表示する3.5インチ液晶ディスプレイと、2つの選択ボタンが
ついています。来場者は、日立グループ館のプレショーにお
いて、ミューチップを内蔵した展示物へかざすと、ミューチップ
リーダーの読み取った固有のIDに対応する情報が液晶ディス
プレイ上に表示され映像コンテンツを鑑賞することができます。
 燃料電池は、緑色のカートリッジに入ったメタノール水溶液と
空気を直接電極に供給することで発電します。リチウムイオン
電池とのハイブリッド方式とすることにより、13時間連続稼動
が可能です。 IT革命とET革命の交差点は、ユビキタス発電
に存在したのですね。

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