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2005.01.31

水素エネルギーの生産

 File No.52
 日  付:2005年1月28日日本経済新聞社
 用  途:自動車用、家庭用燃料電池
 種  類:各種燃料電池
 燃  料:牛のふん
 製  造:北海道大学 北海道開発土木研究所
 開発内容:基礎化学原料のベンゼンや燃料電池用の水素を
      低コストで製造できる技術を開発した。
 継  続:No.17(2004年6月11日)の続報
 <ニュースを読む>
 北海道別海町別海資源循環試験施設(バイオガスプラント)で、
 牛のふんを発酵して得られたメタンガスを、ゼオライト触媒と
 反応させることによって、ベンゼンと水素が製造できたという
 ことです。北海道大学市川研究室で開発された、メタン直接
 改質法によるクリーン水素等の製造技術は、通常の天然ガス
 からの水蒸気改質法に比べ10分の1以下の投入エネルギーで
 水素を製造でき、二酸化炭素の排出もゼロだそうです。今回
 使った原料?は、30トンということで、大型プラントでの実証試験
 も成功し、実用化へ向け安定した稼動の研究を続けています。
 メタン直接改質法で製造した水素を使って、50~100㌔㍗の
 燃料電池による分散型発電の検討も進んでいるそうです。 

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