PEFC
File No.55
日 付:2005年2月22日日本経済新聞社
用 途:自動車用燃料電池
種 類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
燃 料:高圧水素
製 造:日産自動車株式会社
開発内容:燃料電池スタックを日産として初めて自社開発した。
継 続:No.7(2004年3月30日)の続報
<ニュースを読む>
燃料電池スタックと高圧水素容器の特徴
○小型・高出力
新開発の薄型セパレータを採用。スタック内部の配管部品
を統合。周辺の制御装置の内蔵化等で約40%小型化した。
○長寿命
電極材料の改良。従来比2倍以上の寿命を達成した。
○スタック運転領域の拡大
電解質膜の改良。スタック内の水素と空気の流れを最適化
することにより、スタックが発電できる温度領域等を拡大。
○70Mpa高圧水素容器
70Mpa高圧水素容器を新たに開発した。従来の35Mpa高圧水素
容器に比べ、水素貯蔵量を約30%増加させることができた。
○航続距離を500㌔㍍程度に伸ばすことが可能となった。
今後、車両評価を開始し、加速性能や航続距離といった燃料
電池自動車として求められるトータル性能と信頼性を高める。
日産自動車のサステナビリティレポートは、優秀らしい。
地球環境に配慮した事業運営を行う企業、特殊法人は、数年
以内に作成して、毎年継続報告するようになると信じています。
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