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May 2005

2005.05.31

PEFC

 File No.65
 日  付:2005年5月17日 日本経済新聞社
 用  途:自動車用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:水素
 製  造:トヨタ自動車株式会社
 開発内容:燃料電池車用高圧水素タンクの自社開発に成功した
 実用化年:新型の燃料電池ハイブリッド乗用車に搭載する
 <ニュースを読む>
 トヨタ自動車は、燃料電池車用の35MPaおよび70MPaの高圧水素タンクを自社で開発し、高圧ガス保安協会の認証を取得しました。さらに35MPaタンクについては、同協会が、高圧水素の安全基準として新たに規定した圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準にも適合し、使用期間の認可が、これまでの3年間から15年間へと延長されています。

 今回、トヨタが開発した高圧水素タンクは、水素漏れ防止の役割を担うライナー(タンクの最も内側の層)に、強度が高く水素透過防止性能に優れたナイロン系樹脂を採用、またタンクの外側をカーボンファイバーで巻いたオールコンポジット製としたことにより、軽量化と高強度を実現したのが特徴です。新構造の35MPaタンクは、従来の米国クオンタム社製35MPa水素タンクと比べ、水素貯蔵量が約10%増加しました。
 
 これにより燃料電池ハイブリッド乗用車「トヨタFCHV」の航続距離を従来の300kmから330kmに延ばすことが可能となりました。燃料電池車の主要部品をすべてを自社開発することにより信頼性・耐久性を高めていくとしています。新型のゼロヨンは、何秒ぐらいだろうね?

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2005.05.21

PEFC

 File No.64
 日  付:2005年5月13日 日本経済新聞社
 用  途:定置用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:LPガス
 製  造:太陽石油株式会社 東芝燃料電池システム株式会社
 開発内容:愛媛県内で、出力約700㍗、エネルギー効率80%の
        定置用燃料電池を8月までに8カ所設置する。
 実用化年:約2年間の実証事業を実施する。
 <ニュースを読む>
 太陽石油は、新エネルギー財団(NEF)が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて実施する「平成17年度第1期定置用燃料電池大規模実証事業」に参画すると発表しました。

 平成17年度第1期定置用燃料電池大規模実証事業
 ==========================
 実施者       メーカー            件数
 ==========================
 東京ガス      松下電器産業          40台
            荏原製作所           27台 
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 大阪ガス      三洋電機           20台
            東芝燃料電池システム     4台
            松下電器産業          4台
 ------------------------------------------------
 新日本石油    三洋電機           44台
 ------------------------------------------------
 ジャパンエナジー 東芝燃料電池システム  12台
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 出光興産     東芝燃料電池システム    8台
 ------------------------------------------------
 九州石油     東芝燃料電池システム    8台
 ------------------------------------------------
 太陽石油     東芝燃料電池システム    8台
 ------------------------------------------------
                  合計       175台  

 本事業は、第1期分として、全国で175台の燃料電池が、7社のエネルギー供給事業者、4社の燃料電池メーカーによって設置されます。今年度は400台を上回る燃料電池の設置を予定しています。

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2005.05.17

PEFC

 File No.63
 日  付:2005年5月11日 日本経済新聞社
 用  途:小型移動体用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:水素
 製  造:株式会社栗本鐵工所 APFCT社(本社台湾)
 開発内容:燃料電池搭載の車いすを開発した。
 実用化年:2007年の実用化を目指す。
 <ニュースを読む>
 栗本鉄工所は、車いすの駆動装置として、リチウムイオン電池と
 燃料電池を組み合わせたハイブリッドシステムを開発したと発表
 しました。走行時間を約10時間と鉛蓄電池の電動車いすの2倍に
 伸ばし、重量は約30%削減しました。また、燃料電池のボンベは、
 AB5型水素吸蔵合金を採用し、長時間の充電時間にかわって
 数分のボンベの交換で、再び走行できるようになります。
 車いす、シルバーカー、スクーター等の小型移動体に燃料電池
 を搭載した製品を、産官学の協力で実用化を目指しています。 
 
 おおさかFCV推進会議
 http://www.epcc.pref.osaka.jp/kanri/fcv/top.html

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2005.05.11

SOFC

 File No.62
 日  付:2005年5月9日 日本経済新聞社
 用  途:業務用燃料電池
 種  類:固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 燃  料:天然ガス、LPG、灯油、石炭ガス
 製  造:第一稀元素化学工業株式会社 
 開発内容:燃料電池材料ジルコニウム化合物の新工場を建設。
 実用化年:2007年秋の稼動を目指す。
 <ニュースを読む>
 第一稀元素化学工業の新工場の年生産能力は2500トン前後。すごい量ですね。固体酸化物燃料電池は、発電効率が70%と優れており、大規模火力発電所の代替電源用、分散型電源用として主に電力会社向けの需要が見込まれています。

 原子番号40ジルコニウムは、酸素分子、水素分子、窒素分子を非常に吸着しやすい金属です。ジルコニア化合物は、1000℃程度の高温になれば、酸素イオンが固体中を容易に移動できるようになります。固体酸化物燃料電池は、この性質を利用して電解質に固体イオン導電帯(安定化ジルコニアのセラミック)を用いる燃料電池です。

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