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December 2005

2005.12.29

水素エネルギーの生産

 File No.72
 日  付:2005年12月18日 日本経済新聞社1面
 用  途:自動車用燃料電池
 種  類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
 燃  料:水道水
 製  造:本田技研工業株式会社 
 開発内容:銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)
      化合物薄膜を使用する太陽電池を開発した
 実用化年:2007年より熊本製作所で量産を始める
 <ニュースを読む>
 ホンダは、住宅用の太陽電池事業に参入する。今回量産する次世代型太陽電池は、素材に銅-インジウム-ガリウム-セレン化合物薄膜を使用することで、製造過程で必要とされる消費エネルギーを、従来の多結晶シリコン型太陽電池と比較して、約半分に抑えています。これによって、製造時から二酸化炭素の発生を削減した環境に優しい太陽電池です。また、非シリコン系薄膜型としては世界最高レベルの光電変換効率を実現しています。(一般的な結晶シリコン系とほぼ同等レベル)ホンダは、発電した電気を住宅で使うだけでなく、将来は、燃料電池車の家庭用水素ステーションといったを構想を進めています。

 2010年のホンダビジョンでは、太陽と水の恵みによって、車は動くのですね。2005年の家庭用水素ステーションは、次の写真をクリック出典は、ホンダ ワールドワイド サイト>>Fuel Cell
03honda

 ホーム・エネルギー・ステーションⅢ
 燃料電池車:HONDA FCX
 燃料電池システム:プラグ・パワー社
 燃料:天然ガス⇒水素
 水素製造能力:3立方メートル/時間(0℃,1atm)
 熱電供給設備、家庭用の発電能力:5KW

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2005.12.28

DMFC

 File No.71
 日  付:2005年12月16日 日本経済新聞社
 用  途:携帯用燃料電池
 種  類:ダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)
 燃  料:メタノール
 製  造:東レ株式会社 
 開発内容:炭化水素系の電解質膜を開発
 実用化年:2007年の実用化を目指す
 <ニュースを読む>
 電解質膜は、米デュポン社のナフィオンなど、フッ素系高分子材料が使われています。フッ素系電解質膜は、水素イオンが透過する際、メタノールも同時に透過しやすいという(メタノールクロスオーバー)問題があり、発熱や発電性能低下の原因となっていました。東レは、従来の電解質膜を詳細に解析した結果、ポリマー中に存在する水が、クラスタと呼ばれる構造で存在しており、このことがプロトン伝導だけでなく、メタノール透過も促進していることを見出し、クラスタの無い構造での電解質膜を開発しました。従来のフッ素系電解質膜と比較して、水素イオンの伝導度を損なうことなくメタノールクロス オーバーを1/10以下に低く抑えた炭化水素系電解質膜を作る事に成功しました。

 メタノールクロスオーバーを1/10に低減した炭化水素系電解質膜を使って、燃料電池を試作したところ、高出力と耐久性を実証できました。
 東レは、控えめに書いているけれど、これ世界最高レベルなんだよ。

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2005.12.17

稲妻から水素を生成?

 ボストン。300年前の1月にベンジャミン・フランクリンが生まれた街に住む発明家で電気技師のリビングストン氏は、レーザーを使って稲妻を捕らえ、それを巨大な水のタンクに流し、限りなく水素を生成し続けるというのだ。

 水の電気分解を稲妻でやっちゃおうというのだから、アイデアとしてはいけてる。小型試作機が、庭の砂場らしきところに置いてあって手作りなところもいい。
 ただし問題が1つある。
  
 続きはこちらをクリック♪


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2005.12.12

バイオ燃料電池

 File No.70
 日  付:2005年12月9日 日本経済新聞社
 用  途:テレビ用燃料電池
 種  類:バイオ燃料電池
 燃  料:ギ酸
 製  造:シャープ株式会社、地球環境産業技術研究所(RITE) 
 開発内容: 家庭の生ゴミから水素を生産
 実用化年:2年以内をメドに、燃料電池への応用を目指す
 <ニュースを読む>
 家庭の生ゴミを処理してできるギ酸という化学物質を、大腸菌に与えて水素を生産する基本技術を開発。
 RITEプロセスによる水素生成法は、1リットルの反応容器に、遺伝子組換えによって水素生産能力を百倍以上に高めた大腸菌を充填。0.5リットルのギ酸を加えて、1時間に300リットルの水素を連続的に生産できるシステム。ギ酸は、有機廃棄物をセ氏数百度で加熱するとできる。RITEは、企業に呼びかけて、ギ酸の量産技術の確立に乗り出す考え。10万キロワット級の水素燃料電池発電所への技術展開も可能となる。

 まず液晶テレビを動かすデスクトップ型燃料電池への応用を目指している。

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2005.12.04

DMFC

 File No.69
 日  付:2005年12月2日 日本経済新聞社
 用  途:携帯用燃料電池
 種  類:ダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)
 燃  料:メタノール
 製  造:日本電気株式会社 
 開発内容:カーボンナノーホーンを従来に比べ100倍
      作製できる装置を開発した
 実用化年:研究開発用として無料提供を開始する
 <ニュースを読む>
 NECは、ナノテクノロジーを使ったカーボンナノチューブ
 の一種であるカーボンナノホーン(角)を高純度に量産する技術
 を開発し、市場調査を目的としたサンプル提供を開始します。
 カーボンナノホーンは、直径2~5ナノメートル長さ40~50ナノ
 メートル(ナノは十億分の1)。燃料電池の電極に利用すると
 白金粒子を均質に担持できるため、発電効率が2割向上する
 特質を持ちます。また、カーボンナノホーンは、DOE基準を
 上回る大量のメタンガスを吸蔵することができます。NECは、
 連続10時間稼動するノートパソコン用燃料電池を試作する
 など実用化に向けた研究に取り組んでいます。このたび開発
 したカーボンナノホーン量産技術を活用して、新しい市場を
 創出する必要があると判断し、サンプル提供を開始しました。

 水素貯蔵用炭素材料として使うには、直径1.5ナノメートル以下
 だそうです。先日、カーボンナノホーンを使った抗癌剤内包に
 成功のニュースがございました。用途について、みなさまの
 アイデアをお待ちしていますというところでしょうか。

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