メタノール改質型燃料電池
File No.76
日 付:2006年4月7日 日本経済新聞社
用 途:ノートパソコン、デジタルカメラ
型 式:小型固体高分子形燃料電池(μPEFC)
燃 料:メタノール
製 造:カシオ計算機株式会社
開発内容:メタノール改質型燃料電池向け小型改質器を開発した。
実用化年:2007年にもサンプル出荷を始める。
関連項目:File No.12
<ニュースを読む>
小型燃料電池は、メタノールから水素を取り出して発電する方式です。最大の課題は、水素を発生させるチップ状の改質器の作動時間が遅く、パソコンの立ち上げに時間がかかっていました。新型の改質器は、メタノールから水素を取り出す時間が6秒と、短時間で作動できます。開発した改質器を利用して燃料電池を作れば、現在のノートパソコンに一般に使われているリチウムイオン電池と同じ大きさで、約4倍に相当する20時間の連続駆動が可能になります。
日経BP社より携帯機器向けマイクロ燃料電池の開発動向を中心に『燃料電池2006』が発売されていましたのでお知らせします。
「4.マイクロPEFC」カテゴリの記事
- マイクロ燃料電池 水から水素抽出(2006.09.02)
- メタノール改質型燃料電池(2006.04.12)
- 小型燃料電池(2005.11.01)
- マイクロPEFC(2005.02.27)
- PEFC(2004.05.11)
The comments to this entry are closed.
Comments