燃料電池列車の走行試験
File No.85
日 付:2006年9月30日 日本経済新聞社
用 途:鉄道用燃料電池
型 式:固体高分子形燃料電池(PEFC)
燃 料:高圧水素
製 造:鉄道総合技術研究所
開発内容:燃料電池列車の走行試験を初公開
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架線とパンタグラフなしに、燃料電池だけで走る電車の走行試験を29日、鉄道総合技術研究所が初めて公開しました。水素と酸素の化学反応で電気を生み出す燃料電池だけを動力源とする電車は世界初で、実用化に成功すれば環境への負荷が大幅に減ります。試験車両は、車体下に水素タンクを取り付け、車内に100kW級の燃料電池を1台搭載しました。東京都国分寺市にある同研究所内の片道約600メートルの試験線を架線からの電力供給なしで3往復し、最高時速32キロを記録しました。
燃料電池の諸元
方式 固体高分子型
出力 外部出力 最大120kW
メーカー 米国NUVERA社 http://www.nuvera.com/
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