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2007.04.01

NGK日本特殊陶業 角砂糖大の燃料電池

File No.89
 日  付:2007年3月30日日本経済新聞社
 用  途:携帯用燃料電池
 種  類:固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 燃  料:水素
 製  造:産業技術総合研究所 日本特殊陶業株式会社
 開発内容:セラミックスを使って角砂糖大の燃料電池を開発

 <ニュースを読む>
 今回の成果は、SOFCの空気側電極材料としても使われているランタンコバルト系セラミックスを集積用構造体に用い、その微構造制御を最適化したことにより成功した。この成功により、600℃以下の低温動作でも1立方センチメートル当たり2W以上の出力を有する超小型キューブ式SOFCユニット技術が確立できたといえる。また、この技術は基本的なセラミック成型方法を利用しているので量産化にも適している。

 実際に作製したマイクロSOFCキューブは角砂糖大の1立方センチメートルの体積を有し、直径が0.8~2mmのチューブ型マイクロSOFCが内部に集積されている構造である。東邦ガスは550℃の運転温度において2mm径のチューブ型マイクロSOFCキューブに水素を流して性能試験を行った。その結果、2W以上の電力が得られることが実証された。550℃の運転温度で、電流4.5Aの時、僅か1立方センチメートルの体積から2Wを超える出力を発電できることが分かる。この結果は600℃以下での運転における単位体積当たりの燃料電池特性として世界最高レベルであるとともに、このユニットが燃料・空気の通路を有した本格的な世界最小のマイクロチューブSOFCキューブであることになる。

 本開発のマイクロSOFCキューブの実現によってマイクロSOFCのスタック化が容易になり、小型移動機器用電源の数10Wクラス(体積寸法:数10立方センチメートル)から、自動車用補助電源、家庭用電源へ適用可能な数kWクラス(体積寸法:数1000立方センチメートル)までのスタック、モジュールへの展開が可能となり、SOFCを家庭用の分散電源や移動電子機器用電源、自動車補助電源等への応用を加速するものと考えられる。
0156761_01

 (出典:日本特殊陶業ニュースリリース 2007年3月29日)

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