ホンダ 新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始
File No.105
日 付:2008年6月17日 日本経済新聞社
用 途:燃料電池車
種 類:固体高分子形燃料電池(PEFC)
燃 料:水素
製 造:本田技研工業株式会社
内 容:燃料電池車の生産を始めた
実用化年:3年間で計200台を販売する
関連項目:File No.91
<ニュースを読む>
Hondaは、新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始し、第1号車(米国仕様)を6月16日にラインオフした。
「FCXクラリティ」はHonda四輪新機種センター(栃木県)で生産される。燃料電池車専用の組み立てラインを新設し、燃料電池車特有の工程である燃料電池スタックや水素タンクの車載などを行う。また、燃料電池スタックはホンダエンジニアリング株式会社で生産される。特に、高い精度の品質が求められるセルの製造工程では、専用設備による機械化を進め、1台当たりの燃料電池スタックに数百枚必要なセルの量産を可能とした。このような取り組みにより、将来の普及に向けて、生産面においても着実に進化している。
「FCXクラリティ」は、燃料電池車専用として設計され、Honda独創の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」技術を核に、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、そして異次元のドライブフィールを実現。究極のクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提案している。米国では7月より、日本では今秋にリース販売を開始する計画。日米合わせた販売計画台数は、年間数十台、3年間で200台程度を予定している。また、7月7日から開催される北海道洞爺湖サミットの「環境ショーケース」に、環境先進技術の一環として出展する予定。
[FCX Clarity Vehicle Assembly] Final Vehicle Inspection
出典
http://www.honda.co.jp/
http://world.honda.com/FuelCell/FCXClarity/
従来比で65%もコンパクト化を実現した燃料電池システム
出典 http://nationalgeographic.jp/sp/automobile/honda_nn.html
「洞爺湖サミット開催直前企画『2050年環境共生型自動車社会に向けて』」の、日本経済新聞(6月26日)に掲載された本田技研工業の広告特集記事をお読みいただけます。
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